留学をしようと思ったきっかけは、元々小学校の頃から英語の塾に通っていて、英語が好きだったので、より英語に触れることができる環境に飛び込み英語力を向上させたいと思ったからです。
アメリカやオーストラリア、ニュージーランド、カナダが留学先の候補として挙がっていましたが、カナダの留学生の受け入れ態勢が充実していることや幼馴染がカナダに高校留学していたこともあり、カナダを選びました。
カナダの学校では5教科に加えてクッキングやアート、リーダーシップ、peer tutoringなど、日本にはないような授業がたくさんあったので、必修科目と自分が興味がある授業を履修しそれらについて勉強しました。
英語力の面では現地生徒に劣る部分があったので、自宅では英語の自主学習や授業の復習を行いました。
留学中に苦しかったことはいくつかありますが、いちばん苦しかったことは渡航したばかりの時の友達作りです。
学校に通い始めた頃は、日常会話もスムーズにできなかったので、自分の英語が伝わらないのではないかと怖くなり、人に話しかけることを躊躇してしまいました。
ですが、英語が得意ではなくても周りに積極的に話しかけている留学生を見て、自分も真似するようになってからは友達作りが楽しくなったのを覚えています。
いちばん楽しかったのは、高校のゴルフアカデミーに所属し、自分の趣味のゴルフをカナダですることができたことです。
ゴルフアカデミーは日本の部活のようなものでしたが、授業のスケジュールに活動時間が組み込まれていて、体育の単位が取れました。
そこで現地の生徒とゴルフができたことはとても楽しかったですし、アカデミーの合宿でウィスラーに行き、とても綺麗なコースを見た時は感動しました。
留学を通して学んだのは、これまで当たり前だと思っていたことが当たり前ではないということです。
1人で海外に行き、両親と離れて生活したので両親の助けが当たり前ではないことや、日本では当たり前の常識が通用しないことなどに気づきました。
また、海外というアウェーな状況の中でトラブルはつきものだったので、それを自力で解決するなど、何事も自分で行動できるようになったと思います。
これから留学する人には、留学中、つらいことも沢山あるけど、周りに頼りながら、ポジティブに乗り越えることが大切だということを伝えたいです。